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 ドイツ連邦環境省、環境に配慮した革張りの家具にエコラベル「ブルーエンジェル」を認定

発表日:2010.06.21


  ドイツ連邦環境省は、革張りの家具としての初めての「ブルーエンジェル」(エコラベル)を、ヘラー・レダー社の製品に対して授与した。面積も大きく製品寿命も長い革張りの家具は、室内の主要空気汚染源になることがある。たとえば、家具用皮革は製造工程で六価クロムを使うため、消費者のアレルギーを引き起こす可能性がある。今回、革張り家具に初めてブルーエンジェルが認定されたことで、消費者は、製造時にも廃棄時にも環境に負荷をかけない製品を手にすることができるようになる。このほか、省エネランプや電子レンジ、IP電話、食器洗い機に対するブルーエンジェルの認定基準がすでに決定されており、近々認定が行われる見通しである。たとえば蛍光灯などは、著しい品質の違いがあっても、それを見分けることは消費者には無理である。しかし、ブルーエンジェル認定マークがあれば、省エネ性、長寿命、低紫外線、水銀含有量の低さなどを把握することができる。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 健康・化学物質
キーワード 省エネルギー | 環境配慮 | 照明 | ドイツ連邦環境省 | エコラベル | ブルーエンジェル | 六価クロム | アレルギー | 家具 | 皮革
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