フランスのエコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省(MEDD)は、公益団体自然地域技術アトリエ(ATEN)及び全国成人職業訓練協会(AFPA)と、「生物多様性及び生態系サービス」関連の産業部門を構築するための協定に署名した。この産業部門の構築は、2010年1月に同省が打ち出した「グリーン成長関連職業結集計画」の目標の一つである。生物多様性・生態系サービス部門を構成する職業については、公園関連の職業などを除き一般にはあまり知られていないが、今後の雇用増大が見込まれている(現在の2万件から2020年には4万件)ことから、これに関連する職業についての評価や、必要とされる能力を明らかにし、適切な職業訓練を特定することが急務となっている。この協定では、環境分野と職業訓練を専門とする二つの組織の経験を有効に生かし、同省が拠出する22万ユーロの予算で、生物多様性・生態系サービス関連職業のわかりやすい総覧の作成や既存の雇用数の調査、職業訓練提供場所の分布図の作成などを行うという。
情報源 | フランスエコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省 プレスリリース |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省 |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | フランス | 生態系サービス | 雇用 | 産業 | エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省 | 職業 |
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