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 アメリカ環境保護庁、環境統合モデルのウェブサイト(iemHUB)を公開

発表日:2010.07.08


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、科学者の共同研究と知識共有のためのオンラインツールとなる、環境統合モデルのウェブサイト(iemHUB)を公開する。環境研究者は、このサイトを使って環境問題の分析や、各種環境モデルを組み合わせた利用ができ、海岸の清掃管理から気候への影響予測まで、環境に関する幅広い分野で理解を深めることが可能になるという。EPAは、このサイトが複雑な環境問題の理解に役立つとともに、環境研究者や環境モデル構築に携わる人たちの間で専門家レベルでのソーシャル・ネットワーキング機能を果たし、人と知識の交流が促進されるとしている。また、統合モデルの開発支援のほか、研究の実施や意思決定プロセスへの情報提供のためのモデル利用もサポートする。このサイトは、EPAの支援でパデュー大学が構築したもので、サイトの運営は環境統合モデリング実践コミュニティ(CIEM:統合モデル関連の科学技術の発展を目指してEPA他の科学者によって設立された非公式共同研究組織)が行う。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 環境総合
キーワード 科学技術 | 共同研究 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 意思決定 | 情報共有 | 環境統合モデル | iemHUB | 知識 | パデュー大学
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