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 イギリス・インド共同研究チーム、森林再生が生物多様性に及ぼす効果について研究を開始

発表日:2010.07.30


  イギリスとインドは、森林再生の気候変動緩和効果に加え、森林再生が生物多様性と地域社会に及ぼす効果を研究する新プロジェクトを開始する。このプロジェクトは、世界森林景観再生パートナーシップの下、インド森林局、イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)及びイギリス森林委員会がそれぞれの技術的知見を持ち寄り実施するもので、2010年の国際生物多様性年及び2011年の国際森林年の目的にあるとおり、大気中の二酸化炭素濃度を下げ、生物多様性を向上させ、地域社会に社会経済的利益をもたらすにあたり、森林再生が提供する機会と効果の範囲の見極めを行う。このための資金として、DEFRAは20万ポンドを拠出した。イギリスのペイス森林担当大臣は、「生産力ある生きた森林は人間の生活の糧であるとともに重要な野生生物の生息地でもあり、森林を再生し、世界的に広がる森林破壊を食い止めることは不可欠だ」として、今回の試みが世界中の森林の再生及び管理のモデルケースとなるよう期待を表明した。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 野生生物 | インド | DEFRA | 国際生物多様性年 | 森林破壊 | 森林再生 | 地域社会 | 国際森林年 | イギリス環境・食糧・農村地域省
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