アメリカ国立科学財団、ルイジアナ州塩性湿地への原油と分散剤の影響に関する調査を支援

発表日:2010.08.16

アメリカ国立科学財団(NSF)は、ルイジアナ州メキシコ湾岸の塩性湿地における、原油と分散剤の影響に関する調査を支援している。ルイジアナ州沿岸には、イネ科の植物2種(Spartina patensとSpartina alterniflora)が優占する塩性湿地が広がっている。今回の調査は、メキシコ湾の事故による大量の流出原油とその除去に使用された分散剤が、これらイネ科の植物をはじめ、この塩性湿地のさまざまな生物に及ぼす影響を調べるもので、ルイジアナ州立大学の研究チームが35~50ヶ所の地点で、現時点と3ヶ月後、及び11ヶ月後の3回サンプルを採取し、短期及び長期の追跡調査を行う。研究チームによると、原油や分散剤は、即時的な目に見える直接の影響とともに、その分解生成物が食物連鎖に取り込まれ濃縮されることで間接的な影響も及ぼし、将来の生態系を大きく変化させるおそれもあるという。NSFでは、この調査で収集される情報は、塩性湿地生物群集の長期的な健康状態を測る指標となるとともに、将来起こりうる変化を予測する情報としても利用できるとしている。

情報源 アメリカ国立科学財団(NSF) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ国立科学財団(NSF)
分野 自然環境
水・土壌環境
キーワード 生態系 | アメリカ国立科学財団 | NSF | 沿岸 | 湿地 | 油流出 | 分散剤 | 原油 | ルイジアナ州 | 生物濃縮
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