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 アメリカエネルギー省、海洋・水力エネルギー技術開発に3700万ドルを助成

発表日:2010.09.09


  アメリカエネルギー省(DOE)のチュー長官は、海洋・水力エネルギー(MHK)発電技術の実用化を促進するため、27事業に総額3700万ドルを助成すると発表した。海洋の波力・潮汐・潮流・温度差及び河川の水流は、将来性の高いエネルギー源で、発電地が電力需要地近くに所在することが利点である。DOEは、産業界、大学、研究機関等と協力し、産業界主導のMHK事業に対し空前の高率助成を行い、これらのエネルギー資源を利用した、持続可能でコスト競争力のある発電技術の開発を目指す。今回選定された助成対象事業の例としては、最先端のブイ型波力発電事業(事業費480万ドル、助成額240万ドル)、発電機を海底に設置し、系統連結する潮汐発電事業(事業費2110万ドル、助成額1000万ドル)、中空型潮流タービンを用いた潮流発電事業(事業費2010万ドル、助成額1000万ドル)などがあり、それぞれ実用化に向けた重要技術データ及びコストパフォーマンスデータを収集する。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | 海洋エネルギー | 波力発電 | 潮汐発電 | 潮流発電 | 温度差発電
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