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 ドイツ連邦環境省、ハイブリッド・バス50台分の購入資金を拠出

発表日:2011.01.21


  ドイツ連邦環境省(BMU)は、公共交通におけるハイブリッド・バスの普及加速を目指し、政府の第二次経済緊急対策における電気自動車支援費から、ハイブリッド・バス購入に約1千万ユーロを拠出すると発表した。今回、支援の対象となった交通機関は、ライプチヒやドレスデンの営団交通を含む、ザクセン州の10社(通常バス24台と連接バス6台)と、ハノーファー・ユストラ社(連接バス10台)、リューベック交通(通常バス5台、連接バス5台)の計12社、50台である。購入できるのは、同等のディーゼル・バスに比べて燃費が20%以上改善され、騒音・大気汚染基準適合等、厳しい環境基準をクリアしたバスのみだが、本事業では、適格性基準審査やバスの効率性・技術的信頼性調査等、幅広い支援プログラムも用意されている。これらハイブリッド技術の導入により、都市でのバスによる環境負荷を軽減できるほか、公共交通機関の魅力が高まり、社会による支持が広まると期待されている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境 大気環境 環境総合
キーワード ハイブリッド車 | 燃費 | 電気自動車 | 公共交通 | 大気汚染 | バス | 騒音 | ドイツ連邦環境省 | BMU | 環境基準
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