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 ドイツ、自動車のE10燃料適合性についてガソリンスタンドで情報提供

発表日:2011.03.02


  ドイツ石油業界が、ガソリンスタンドでドライバーの車種にE10が使用可能かどうか直接情報提供するとしたことで、連邦環境省のレトゲン大臣が歓迎の意を述べた。EUでは運輸部門においてバイオエタノールの比率を増やすことを決定しており、ドイツも他のEU諸国同様バイオエタノール混合比10%のガソリンE10を導入している。ドイツで走行しているガソリン車の90%がE10に適合するとされるが、個々の車種がE10に適合しているかどうかは、ドライバーがインターネットなどで事前に確認しておく必要がある。しかし全ての人がインターネットを駆使して情報収集できるわけではないので、給油するガソリンスタンドで信頼のおける情報提供が行われることは、E10普及への重要な一歩となる。バイオ燃料は値段が割安というメリットもあり、適合することさえわかれば使用量は増加するとみられる。E10使用量増加は、自動車の排ガスに含まれる二酸化炭素の軽減だけではなく、限りある石油資源の節約にもつながるという。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード バイオエタノール | CO2 | E10 | EU | ドイツ連邦環境省 | BMU | 石油 | ガソリンスタンド | 運輸部門 | 排ガス
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