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 アメリカ環境保護庁、家庭用の映像通信端末のエネルギー・スター基準を発表

発表日:2008.04.24


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、テレビやビデオのコンテンツを受信するための家庭用の映像通信端末「セットトップボックス」の新しいエネルギー・スター基準を公表した。エネルギー・スター制度は、消費者による省エネルギー製品の主体的な購入・利用を促すことにより、温室効果ガスの排出削減を目指す取り組み。今回は、2009年1月1日以降、エネルギー効率を従来より30%以上向上させたセットトップボックスにエネルギー・スターが付与され、消費者は高品質のコンテンツを楽しみつつ、温室効果ガスの排出を抑制できると期待される。今後、アメリカ国内で販売される全てのセットトップボックスがこの新基準を満たせば、毎年、エネルギー代を約20億ドル節約し、自動車250万台相当の温室効果ガスを削減できる。国内ではすでに1億4800万台のセットアップボックスが設置され、2008年も2300万台以上が出荷予定であり、EPAは、メーカーやプロバイダとも連携し、この最新端末が普及するよう働きかけている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 温室効果ガス | アメリカ環境保護庁 | EPA | 排出削減 | 消費者 | 映像通信端末
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