「バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の責任及び救済についての名古屋・クアラルンプール補足議定書」は、51か国の署名をもって、署名のための開放期間を終了した。2010年10月の名古屋カルタヘナ議定書締約国会議で採択された同補足議定書は、カルタヘナ議定書締約国163か国中40か国の批准によって発効する。これまでに批准を完了したのはラトビアとチェコ共和国の2か国。同締約国会議の運営組織の長である鹿野農林水産大臣は、「日本は、2010年の生物多様性名古屋サミットの最大の成果の1つである本補足議定書への多数の国々からの支持に感謝し、その早期発効を期待する」と述べ、ディアス生物多様性条約事務局長も早期発効への期待を表明した。なお、開放期間中に署名ができなかった国は、国連事務総長に加入書を寄託することによって締約国になることができる。生物多様性条約事務局では、同補足議定書の署名と批准を促すために2011年から一連の地域ワークショップを開催しているほか、紹介ビデオも作成した。
情報源 | 生物多様性条約事務局(CBD) プレスリリース(PDF) |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 生物多様性条約事務局(CBD) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | チェコ共和国 | CBD | バイオセーフティ | カルタヘナ議定書 | ラトビア | 生物多様性条約事務局 | 名古屋・クアラルンプール補足議定書 | 署名 | 批准 |
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