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 米国でのプラグイン電気自動車の普及促進に向け、気候エネルギーソリューションセンター等が行動計画を提案

発表日:2012.03.13


  気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)は、自動車メーカーや電気事業者、政府当局等と共同で、米国内のプラグイン電気自動車(PEV)の普及促進に向けて、送電網へのPEV接続に関する行動計画を提案した。2011年の全米PEV販売台数は約1万8000台で、今後1~2年に大手自動車メーカー全てがPEV販売を開始する予定となっている。PEVの普及は、輸入石油への依存からの脱却、有害排気ガスの抑制に寄与するだけでなく、電力の脱炭素化が進めば、温室効果ガス排出の大幅削減も期待できる。しかし、PEVの市場拡大には、送電網に負荷をかけず電力供給の安定性を確保しつつ、充電インフラの整備と利便性を向上させなければならない。このため、今回の提案では、国・地方レベルで推進すべき官民連携の行動計画として、1)技術基準の統一化、住宅・商業用の充電設備設置の円滑化、非ピーク時での充電を促す電気料金の設定といった、一貫した規制枠組の構築、2)充電インフラへの官民投資の最適化、3)消費者への信頼しうる情報の提供、等を提示した。

情報源 気候エネルギーソリューションセンター(C2ES) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)(旧:地球規模の気候変動に関するピューセンター)
分野 地球環境
キーワード 電気自動車 | 充電インフラ | プラグイン | 電気事業者 | 送電網 | 安定供給 | 地球規模の気候変動に関するピューセンター | 気候エネルギーソリューションセンター | C2ES | PEV
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