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 ドイツ、洋上風力発電の系統接続の促進に向け、政府設立のワーキンググループが提案

発表日:2012.03.22


  ドイツ連邦経済省レスラー大臣とドイツ連邦環境省レトゲン大臣は、洋上風力発電(ウィンドファーム)の送電系統への接続促進を目的に活動するワーキンググループと対談し、その提案について議論した。中心となった議題は、ウィンドファームの系統接続を促進する対策、損害賠償責任や財源調達に関する疑問点、制度の変更、包括的・長期的な洋上系統拡張計画などである。この提案は、連邦政府、連邦航海水路庁、連邦ネットワーク庁、計画認可所轄省庁に対するものに加え、規格統一など産業界に対するものも含まれている。両大臣は、系統接続に関与する全ての組織に接続促進に向け貢献することを求め、さらに特に切迫したテーマである系統運営者の損害賠償責任については、両省で共に取り組み、夏前にも法案を提出するとしている。ワーキンググループは、2012年1月に、レスラー大臣の主導により設立されたもので、連邦経済省と連邦環境省の他に、連邦ネットワーク庁、連邦航海水路庁、さらに系統運営者、洋上ウィンドファーム運営者、部品供給者、保険企業が参加している。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース 
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード ドイツ連邦環境省 | BMU | 洋上風力発電 | ウィンドファーム | 系統連係 | ワーキンググループ | ドイツ連邦経済省 | 損害賠償 | ネットワーク庁 | 航海水路庁
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