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 スウェーデン、健全な化学物質管理のための「8年-8つの行動」を表明

発表日:2012.04.26


  スウェーデンは、「ストックホルム+40会議」に併せて化学物質に関する国際対話を開催し、今後8年間で努力すべき8分野を提示した。2002年、ヨハネスブルグサミットにおいて、各国の指導者は、環境と人の健康に対する化学物質の悪影響を最小限に抑えるため、2020年までにライフサイクルを通じた健全な管理を構築することに合意した。しかし、目標期限まで8年となっても持続可能な開発の議論において化学物質の使用・管理に対する注目度は低いことから、スウェーデン環境省は、8年後の目標達成を目指してさらなる努力を重ねるため、特に重要な8項目を特定し「8年-8つの行動」として公表した。これは、国際対話参加者の幅広い賛同を得たという。8分野とは、1)意識啓発、2)情報の入手しやすさ向上、3)健康影響に関する取り組み強化、4)有害化学物質から代替品への移行推進、5)有害化学物質リスク対策を含めた、廃棄物の発生抑制と管理を通じた資源効率化、6)持続可能な開発・貧困撲滅と化学物質管理、7)能力開発、8)国際的な環境協力、である。

情報源 スウェーデン環境省 プレスリリース スウェーデン環境省 環境相宣言文(PDF) スウェーデン環境省 「8年-8つの行動」背景資料 (PDF)
国・地域 スウェーデン
機関 スウェーデン環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質管理 | 持続可能 | 廃棄物 | 環境リスク | 国際対話 | 環境情報 | スウェーデン環境省 | 健康影響 | 代替 | ストックホルム+40
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