海外ニュース


 アメリカ環境保護庁、2008年気候保護賞、オゾン層保護賞の受賞者を発表

発表日:2008.05.19


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、ワシントンD.C.で2008年気候保護賞及びオゾン層保護賞の授与式を行い、世界中から選ばれた39の個人・団体及び企業を表彰した。気候保護賞を受賞したのは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のパチャウリ議長、炭鉱換気坑からメタンを回収・利用する技術を開発したMEGTEC Systems社等15名で、気候変動やその健康・環境影響に関する科学的知見を深めたこと、風力発電・太陽光発電への取り組み、エネルギー効率化、温室効果ガス排出削減技術の導入等に貢献したことが評価された。また、オゾン賞保護賞を受賞したのは、モントリオール議定書多数国間基金執行委員会のアフマドザイ副委員長、フロン回収装置の開発・普及に取り組んだアサダ社等24名で、同議定書の強化、HCFC類の早期廃止を求めたこと、また医学、農業、航空、船舶等、代替物質を見つけるのが困難な分野でもオゾン層破壊物質の廃止に責任を持って取り組んだことが評価された。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境
キーワード 気候変動 | オゾン層 | アメリカ環境保護庁 | EPA | モントリオール議定書 | HCFC | 健康影響 | 環境影響 | 気候保護
関連ニュース

関連する環境技術