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 ドイツ、環境ラベル「ブルーエンジェル」、対象製品にドライヤーやコインランドリー等を追加

発表日:2012.08.30


  ドイツ連邦環境省は、環境ラベル「ブルーエンジェル」審査会が、ヘアドライヤー、コインランドリー、標準サイズの充電池、シュレッダーに対する認定基準を承認したと公表した。ヘアドライヤーに関しては、消費電力、使用時の騒音、素材、製品の安全性や使用可能期間について一定の基準が設けられた。平均的なヘアドライヤーの年間の電力消費量は65キロワット時であるが、ラベル表示が認定される製品ではこれを30%削減できるという。さらに取扱説明書に、環境に配慮した使用形態と製品の安全性に関する情報を記載する必要がある。コインランドリーでは、エネルギーと水の消費量や使用する洗剤、洗濯・乾燥機能における環境配慮についての情報提供が、また充電池では、充電サイクルや自然放電、重金属の含有量などに基準が設けられている。休止・待機時に消費する電力が年間エネルギー消費量の大部分(90~97%)を占めるシュレッダーでは、エネルギー消費量に基準が設けられたほか、寿命、環境負荷の高い素材の使用等の要件も定められた。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境 ごみ・リサイクル 健康・化学物質 環境総合
キーワード 環境負荷 | 環境ラベル | 環境配慮 | 重金属 | ドイツ連邦環境省 | ブルーエンジェル | 基準 | 製品 | 認定 | エネルギー消費量
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