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 イギリス気象庁、新たな高精度風況予報サービスの提供を開始

発表日:2012.09.12


  イギリス気象庁は、風力発電の拡大を促す、風力発電施設別の風況予報サービスの高機能版の提供を開始した。これは、発電、電力取引、送配電などの電力関連業者に対し、正確な発電量の予測ができるよう地点別の気象予報を提供するもので、イギリス気象庁の統合モデルや気象データを併用し、風力発電施設別に30分ごとの予報を6日先まで提供するという。同庁が提供している既存の風況予報サービスに、今回新たに高度技術で処理した地点別風速観測データやナウキャスト(最新観測値に基づく短期予報)などを追加し、予報の偏りを大幅に減らし、より信頼性のある精度の高い予報の提供を実現したという。イギリス気象庁では、これにより、「発電業者は、追加の発電や他所からの買電、あるいは違約金のリスクを最小限に留めることができる」としている。同庁では、既存の他のツールにこの高機能版を組み合わせ、さらに高度の気象情報を提供するとともに、発電所建設地の調査、選定から開発、運転に至るまで風力発電業界を支援していくという。

情報源 イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス気象庁(MetOffice)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 風力発電 | イギリス気象庁 | 観測 | 気象データ | 風況予報 | MetOffice | 発電量予測
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