海外ニュース


 アメリカ環境保護庁、バイオディーゼル燃料の2013年使用目標量を決定

発表日:2012.09.14


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、市販ディーゼル燃料への混合が義務付けられるバイオディーゼルの2013年の使用目標量を12億8000万ガロンと決定した。再生可能燃料基準を定める2007年エネルギー自給・安全保障法(EISA)は、2012年以降のバイオマス系ディーゼル区分の使用義務量を年間10億ガロン以上と規定し、また、バイオディーゼルの生産量やインフラ等を含めたエネルギー、環境、市場に関連する諸要素を考慮のうえ、この使用義務量を引き上げることをEPAに求めている。今回の決定は、2011年にEPAがこの目標値を提案した以降に受理した多数の意見や追加情報を慎重に検討したうえで行われた。バイオディーゼルは植物油及び再生可能資源由来の廃油等から作られる先進的なバイオ燃料で、ジャクソンEPA長官は、「この措置は外国産石油への依存を減らしてアメリカのエネルギー安全保障を強化する手段の一つ」だとしている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース 同庁サイト 再生可能燃料:規則・基準
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード バイオ燃料 | バイオマス | バイオディーゼル | 廃油 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 植物油 | 再生可能燃料 | エネルギー自給・安全保障法 | EISA
関連ニュース

関連する環境技術