アメリカ環境保護庁(EPA)は、ニューヨーク市の一般市民や学生などによる「市民科学」プロジェクトに対し、12万5000ドルを助成すると発表した。これは、大気・水質汚染など環境に関する情報収集と、環境・健康問題解決への支援を目的としている。助成対象となるのは、サウスブロンクス高校の学生等による、スマートフォンのアプリ「AirCasting」を用いた地域の大気質のモニタリングや、市内の高校生によるニューヨーク港の大気質や水質のモニタリングなど5つのプロジェクトで、いずれも、学生や一般市民など、地域住民を市民科学者として育成し、大気質や水質などの環境モニタリングによって情報を収集・分析し、地域社会での共有を目指す。EPAでは、一般市民の協力によって幅広い環境データを収集し、科学的な知見やその活用力を強化するための重要なツールである「市民科学」を助成することで、地域社会が環境に関する情報を共有し、地域住民の意識を高めることにつながるとして、積極的な支援を行っている。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 大気汚染 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 市民 | 水質汚染 | 地域社会 | ニューヨーク | 大気質 | 環境モニタリング |
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