海外ニュース


 アメリカ環境保護庁、エネルギースター熱電供給賞の受賞者を発表

発表日:2008.06.05


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、エネルギースター熱電供給(CHP)賞の受賞者を発表した。CHPは、コージェネレーションとも呼ばれ、一つのエネルギー源から電力と熱エネルギーを効率的に生産することで、エネルギー代を減らすとともに、大気汚染物質や温室効果ガスの排出量を削減できるクリーンな技術。今回の受賞者は、(1)カルパイン・コロンビア・エネルギーセンター:燃焼タービンCHPシステムにより、最大500MWの電力と100万ポンド/時(454トン/時)の蒸気を生産。電気は地域の電力網で、蒸気は隣接する工場で活用。(2)ニューメキシコ大学CHP事業:天然ガス火力CHPシステムにより、電力需要の3分の1を供給、蒸気は冷暖房や給湯に利用。(3)ベリゾンガーデン市燃料電池事業:米国内最大の商業用燃料電池CHPシステムを導入、お湯も冷暖房に活用。エネルギー消費量は、通常の方法と比べて、それぞれ(1)30%、(2)20%、(3)25%少ないという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境 大気環境
キーワード コージェネレーション | アメリカ環境保護庁 | EPA | エネルギースター | 蒸気 | CHP | 熱電供給
関連ニュース

関連する環境技術