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 国際エネルギー機関のBEEPデータベース、欧州・地中海エネルギー効率フォーラムでイノベーター賞を受賞

発表日:2012.11.08


  国際エネルギー機関(IEA)のBEEP(建物のエネルギー効率政策)データベースは、欧州・地中海地域のエネルギー効率化を促進する「欧州・地中海エネルギー効率フォーラム」で、2012年度「エネルギー効率イノベーター賞」(プロジェクト部門)を受賞した。IEAは2012年、その「持続可能な建物センター」(SBC)の取組でBEEPデータベースを導入し、IEA加盟28ヶ国とブラジル、中国、ロシアなど計34か国で実施された900を超えるエネルギー効率政策の分析を提供している。IEAによると、建物の一次エネルギー消費は、IEA加盟国の大部分で、エネルギー消費量全体の約40%を占めており、また、今後数年間、途上国における建設ラッシュに伴いさらに拡大が続くと予想されるという。こうした背景から、SBCでは、世界全体で建物のエネルギー消費を削減するために必要な政策パッケージ(エネルギーに関する規約やラベル表示、インセンティブ)の策定・効率的実施の方法について政策立案者に助言を行っている。

情報源 国際エネルギー機関(IEA) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際エネルギー機関(IEA)
分野 環境総合
キーワード 国際エネルギー機関 | IEA | エネルギー効率 | データベース | 建物 | 持続可能な建物センター | SBC | BEEP
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