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 JAXA、第一期水循環変動観測衛星「しずく」の輝度温度プロダクトの提供を開始

発表日:2013.01.25


  (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の初期校正作業完了に伴い、搭載している高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)の輝度温度プロダクトの提供を、平成25年1月25日から開始すると発表した。輝度温度プロダクトは、「しずく」が観測した生のデータに補正処理を加えたもので、気象庁や民間気象予報事業者をはじめ、気象・気候変動研究等に携わる研究者・研究機関での幅広い利用が予定されているだけでなく海外の関係機関(米国海洋大気庁等)における利用も想定されている。今後、このプロダクトをもとに積算水蒸気量、積算雲水量、降水量、海面水温、海上風速、海氷密接度、積雪深、土壌水分量といった8種類の地球物理量プロダクトを作成する。これについては、地上での測定データとの比較などの検証作業を実施中で、打上げ1年後の今年5月を目処に提供を開始する予定という。

情報源 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA) プレスリリース
機関 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)
分野 地球環境
キーワード 人工衛星 | 気候変動 | 宇宙航空研究開発機構 | JAXA | 水循環 | 気象 | しずく | マイクロ波放射計 | 輝度温度
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