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 鹿島建設、沖合における着床式洋上風力発電が銚子沖に完成と発表

発表日:2013.02.27


  鹿島建設(株)は、沖合における着床式洋上風力発電が、日本で初めて銚子沖に完成したと発表した。洋上は、障害物が無く、陸上より安定的に強い風力が得られ、発電効率が高いメリットがある。同社では、台風や地震などの日本の厳しい自然環境に適用できる洋上風力発電技術確立を目的とした(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による洋上における風力発電の実証研究の一環で、東京電力(株)から観測タワーと洋上風車の建設等を担っている。今回、千葉県銚子沖約3kmに、海面からの高さ126mで、定格出力が一般家庭1200戸分に相当する2400kWの風車を設置。また、風速や風向を測定する洋上風況観測タワーを設置した。今後約2年間、風向きや風の強さと発電量の関係などの調査が進められるという。

情報源 鹿島建設(株) プレスリリース
機関 鹿島建設(株)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 東京電力 | 鹿島建設 | 着床式 | 風車 | 洋上 | 風況観測 | 銚子市
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