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 富山県、平成24年度ガンカモ類生息調査の結果を公表

発表日:2013.03.04


  富山県は、平成24年度ガンカモ類生息調査の結果を公表した。この調査は、わが国におけるガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生鳥類の保護に役立てるため、昭和44年度から毎年全国一斉に行われているもの。今回、平成25年1月13日に、これらの鳥類が生息する海域、河口、河川、湖沼、人造池(ダム、ため池)など132箇所を対象に、双眼鏡やプロミナー等を使用して種類別に生息数をカウントした。その結果、カモ類は、コガモ、カルガモ、マガモをはじめ、全16種で計28,670羽(昨年比6,003羽減)が観察された。ハクチョウ類は、オオハクチョウ、コハクチョウが計797羽(昨年比24羽増)観察され、過去最高の飛来数となった。ガン類は、氷見海岸でコクガンのみ4羽(昨年比1羽増)が確認された。これらにより、総個体数は、29,471羽で過去最高の昨年より5,978羽減少し、総種数は3種(カモ類で2減、ガン類で1減)の減少となった。

情報源 富山県 報道発表(PDF)
富山県 24年度(第44回)ガンカモ類の生息調査の結果
機関 富山県
分野 自然環境
キーワード 湖沼 | 野鳥 | ガン | カモ | 生息調査 | ガンカモ類 | ハクチョウ | 冬期 | 富山県
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