横浜市は、平成24年度の大気環境中のアスベスト濃度の調査結果を公表した。同市では、市域における大気環境中のアスベスト濃度の実態を把握するため、平成18年度からアスベスト濃度調査を実施している。平成21年度までは市内18地点(各区1地点)で調査を行ってきたが、平成22年度以降は毎年6区6地点(年4回)を順次調査し、3年間で全区を調査することとなっている。今年度の調査では、年間を通じて、各地点の濃度の範囲は0.04未満~0.35本/リットルであった。世界保健機関(WHO)の環境保健クライテリアによると、世界の都市部の一般環境中のアスベスト濃度は、1本~10本/リットル程度であり、この程度であれば健康リスクは検出できないほど低いと記載されていることから、今回の調査結果についても問題になるレベルではないとしている。
情報源 |
横浜市 記者発表
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機関 | 横浜市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 化学物質 | 大気環境 | アスベスト | 世界保健機関 | WHO | 安全性 | 健康リスク | 横浜市 | 環境保健クライテリア | IPCS |
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