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 (株)東芝、佐賀市の清掃工場向けに二酸化炭素分離回収活用システムを納入

発表日:2013.06.11


  (株)東芝は、佐賀市が平成25年度から進める「清掃工場バイオマスエネルギー利活用促進事業」に参画し、二酸化炭素(CO2)分離回収活用システム(CCU)を納入すると発表した。同事業は、佐賀市清掃工場のゴミ処理過程において発生する排ガスからCO2を回収し、回収したCO2を農産物の栽培や藻類の培養等において有効利活用するシステムの構築を目指すもの。これにより、CO2の大気中への排出削減を図り、地球温暖化対策に寄与するとともに、CO2を活用する企業が施設の立地を図ることにより地域の活性化に資することを目的としている。今回、CO2回収の実証試験の中で、処理能力が20kg/日規模のCCU実験プラントを設計・設置し、10月からCO2の試験回収を行う。同社では、今回の実証試験を通して、「ゴミ焼却排ガスからのCO2分離回収」に関する技術的課題や経済性について検証し、佐賀市に対して商用機の提案を進めていくとともに、CCSの用途拡大を図っていくという。

情報源 (株)東芝 プレスリリース
機関 (株)東芝 佐賀市
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード CCS | CO2 | 地球温暖化 | 東芝 | ごみ処理 | CO2分離 | 排ガス | 佐賀市 | 有効活用 | CCU
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