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 (株)富士経済、新エネルギーシステムの市場を調査

発表日:2013.06.20


  (株)富士経済は、再生可能資源や新技術を用いた創エネ関連システムと、エネルギーの計測・制御や貯蔵、変換、利用するシステムの国内・海外市場を調査し、その結果をまとめた報告書「2013 電力・エネルギーシステム新市場」を発表した。これによると、洋上風力発電の国内市場は、2012年は0.5億円であったが、今後も建設が予定されており、排他的経済水域が広いことなどから需要が高まると見られており、2016年には61億円、2020年には767億円になると予測される。また、海洋温度差発電は、海洋の表層部と深層部の温度差は昼夜の変動が少なく季節変動の予測も可能であるため、安定したエネルギー源として期待され、国内市場は2016年に150億円、2020年予測1,800億円になると予測される。さらに、太陽熱発電は、太陽光の集光による熱を利用して発電するもののため、日本では日射量等の環境的な制約から2020年までの市場の立ち上がりは困難と予測されるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 新エネルギー | 富士経済 | 太陽熱発電 | 洋上風力発電 | 太陽光 | 海洋温度差発電 | 日射量 | 創エネルギー
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