兼松(株)、(株)アレフ、ダイダン(株)、(株)日本総合研究所の4社は共同で、北海道でバイオガス供給事業を9月から開始した。この事業は、北海道千歳市内の酪農家敷地内に設置された家畜排せつ物処理用のバイオガス発酵プラントから、余剰バイオガスを低コスト・高効率で精製し、高圧容器に圧縮充填後、恵庭市内の(株)アレフの食品工場へガス燃料として供給するもの。ガス事業分野における再生可能エネルギー供給事業としてはわが国初の取り組みであり、地域の酪農家と食品工場の連携による、再生可能エネルギーの地産地消モデルでもある。本事業は環境省の補助金を取得して実施しており、CO2削減効果は年間82トンと推計されるという。