新日鉄住金エンジニアリング(株)は、土壌浄化における原位置浄化技術の一つであるバイオレメディエーション工法に関する独自の「原位置バイオ技術」を確立したと発表した。バイオレメディエーション工法は、土中に栄養剤を注入して土着微生物の活性を高め、微生物の代謝機能を用いることにより汚染物質を無害化する技術で、従来の掘削除去工法や化学酸化工法に比べて非常に安価で且つ、二次汚染の心配も無い。しかし、従来の同工法では、事前に効果を予想することが難しく、浄化水準・浄化費用・浄化期間を明確に予測することができなかった。同社は、独自の設計技術と事前の確認実験手法を見出し、浄化水準・浄化費用・浄化期間等の予測を確実に行えるようにした。また、実施工における栄養剤注入工法としては、圧力注入方式や撹拌混合方式、浸透注入方式等を揃え、栄養剤の浸透が難しいとされているシルト層や粘土層の浄化にも対応が可能になったという。
情報源 |
新日鉄住金エンジニアリング(株) ニュースリリース
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機関 | 新日鉄住金エンジニアリング(株) |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | バイオレメディエーション | 微生物 | 土壌浄化 | 無害化 | 汚染物質 | 技術 | 新日鉄住金エンジニアリング | 原位置 |
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