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 日野自動車(株)、プラグインハイブリッドバスを開発

発表日:2013.10.01


  日野自動車(株)は、プラグインハイブリッドバスを開発したと発表した。同社では、国土交通省の次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクトへの参画などを通じ、次世代低公害車の開発を進めてきた。今回開発したバスは、中型バスをベースに、同プロジェクトで得られた成果を活用しつつ、同社のハイブリッドシステムに大容量のリチウムイオン電池を組み合わせたもの。電気自動車(EV)走行とハイブリッド走行を可能にするとともに、ディーゼルエンジンによる長時間の給電機能を備え、災害時には避難所等への電力供給が可能となる。災害時の外部への給電は、ディーゼルエンジンによる発電または搭載したバッテリーからの給電によって行い、燃料タンク1回充填の軽油(100L)で、体育館の照明(400Wの水銀灯20灯と想定)を30時間程度点灯できる。同社では今後、実路走行や給電の試験等を通じて実用性や信頼性を検証し、将来の商品化をめざして、さらに開発を進めていくという。

情報源 日野自動車(株) ニュースリリース
機関 日野自動車(株)
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | 電気自動車 | EV | バス | 低公害車 | プラグインハイブリッド車 | 日野自動車 | 給電
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