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 川重冷熱工業(株)、インドネシアで太陽熱利用空調システムの実証試験を開始

発表日:2014.01.20


  川重冷熱工業(株)は、インドネシアで陽熱利用空調システムの実証試験を2014年1月20日から2015年3月まで実施すると発表した。同システムは、太陽熱を回収するソーラーコレクターとその熱を利用して空調用冷水を供給するソーラーナチュラルチラーで構成されるもの。今回の実証試験は、インドネシア大学の新築校舎に太陽熱利用空調システムを設置、ソーラーコレクターが回収した熱でつくる90℃の温水をナチュラルチラーに投入し、校舎内の空調に利用する冷水を供給する。空調負荷が低い時間帯では、ソーラーコレクターからの温水だけで空調用冷水の供給が可能となる見込み。太陽熱と組み合わせたナチュラルチラーは、一般的な電気式空調機器に比べ、電力需要の低減に大きな効果があり、燃料消費量および温室効果ガスの排出の削減への貢献が期待されるという。なお、同実証試験は、環境省より受託した「平成25年度インドネシアにおけるコベネフィット型太陽熱利用空調システム技術協力委託業務」の一環として実施するものである。

情報源 川重冷熱工業(株) ニュースリリース(PDF)
機関 川重冷熱工業(株)
分野 地球環境
キーワード 環境省 | 温室効果ガス | 燃料 | インドネシア | 空調 | 実証試験 | コベネフィット | 川重冷熱工業 | 太陽熱利用
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