国内ニュース


 神奈川県、平成25年度大気環境、水域環境の状況等を公表

発表日:2014.07.29


  神奈川県は、平成25年度の大気環境、水域環境の状況等に関する調査結果を公表した。同県では、国及び政令市と連携し、大気環境及び水域環境の調査と、ダイオキシン類などの化学物質調査を行っている。平成25年度の測定結果は以下のとおり。1)大気環境の状況は、二酸化窒素は初めて全測定局で環境基準を達成した。浮遊粒子状物質(SPM)・微小粒子状物質(PM2.5)は達成しない地点があった。2)有害大気汚染物質では、環境基準がある4物質及び指針値が設定されている9物質は、「マンガン及びその化合物」を除き、全地点で環境基準・指針値を達成・満足した。3)公共用水域では、健康項目の砒素が、2地点で火山地帯の自然的要因により環境基準を達成しなかった。また、生活環境項目のBOD及びCODの環境基準の達成率は全体で90.7%(河川(BOD)100%、湖沼(COD)80.0%、海域(COD)69.2%)となった。地下水の環境基準の達成率は93.2%であった。4)ダイオキシン類は、大気、公共用水域、土壌及び地下水について、全地点で環境基準を達成した。

情報源 神奈川県 記者発表資料
横浜市 記者発表資料
川崎市 報道提供資料
機関 神奈川県 横浜市 川崎市
分野 健康・化学物質
大気環境
水・土壌環境
キーワード ダイオキシン | BOD | 大気汚染 | 川崎市 | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | COD | 神奈川県 | 横浜市
関連ニュース

関連する環境技術