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 昭和電工(株)、ベトナムにレアアース磁石用合金の原料製造会社を設立

発表日:2008.10.08


  昭和電工(株)は、ベトナム社会主義共和国ハーナム省に、90%出資の子会社「昭和電工レアアースベトナム有限会社」を10月に設立した。新会社では、11月より生産設備の建設工事に着手し、2010年4月から高性能ネオジム系磁石合金の原料であるジジムメタル(ネオジムとプラセオジムを主成分とする合金)ならびにジスプロシウムメタル、あわせて年800トンの生産を開始する。高性能ネオジム系磁石は、風力発電向けの需要拡大が予想されるなど、地球環境維持関連材料として注目を集めているが、製造時に少量添加する必要があるジスプロシウムの安定調達と資源リサイクルが課題であった。同社では、ベトナム国内外の複数種類の原料に対応可能な分離精製工程と、ジジムメタルやジスプロシウムメタル生産のための電解工程から構成される工場を建設し稼動させることにより、高性能ネオジム系磁石合金用主原料の安定調達を図る。

情報源 昭和電工(株) ニュースリリース
機関 昭和電工(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード 風力発電 | リサイクル | 昭和電工 | ベトナム | レアアース | ネオジム | 磁石
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