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 新日鉄住金エンジニアリング、広島県で下水汚泥固形燃料化事業を実施

発表日:2014.10.14


  新日鉄住金エンジニアリング(株)は、日本メンテナスエンジニヤリング(株)及び(株)水光エンジニアと共同企業体を設立し、広島県の芦田川浄化センターで下水汚泥固形燃料化事業を実施すると発表した。同事業は、広島県より受託したもので、バイオマス資源である下水汚泥から固形燃料化物(ペレット)を製造し、バイオマスエネルギーとして有効利用することで、下水汚泥の資源化を促進させると共に、温室効果ガス削減による地球温暖化防止に資することを目的としている。使用される造粒乾燥方式の下水汚泥燃料化システムは、汚泥が有する有機分のほぼ全てをペレットとして回収することができる燃料変換率が高い方式で、ペレット利用先での温室効果ガス削減効果も高いことに特長がある。また、芦田川浄化センター内で発生するカーボンニュートラルな消化ガスを燃料化システムの熱源として有効利用を行うことにより、ペレット製造中の温室効果ガスも大幅に削減できる。共同事業体では、施設の設計・建設及び20年間の運営を実施するという。

情報源 新日鉄住金エンジニアリング(株) ニュースリリース
機関 新日鉄住金エンジニアリング(株)
分野 ごみ・リサイクル
水・土壌環境
キーワード 固形燃料化 | 地球温暖化 | 温室効果ガス | バイオマス | 下水汚泥 | ペレット | 広島県 | 消化ガス | 新日鉄住金エンジニアリング
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