国内ニュース


 三菱重工、風力発電試験機で24時間の発電量19万2,000kWhを達成

発表日:2014.10.28


  三菱重工業(株)は、デンマークのヴェスタス社との洋上風力発電設備専業合弁会社である「MHI Vestas Offshore Wind A/S(MHIヴェスタス)」が、定格出力8,000kWの風力発電試験機を用いて、24時間で19万2,000kWhの発電を達成したと発表した。この風力発電試験機は、現在、型式認定取得を目指している世界最大の風力発電設備で、2014年1月に設置された。今回、デンマーク北部ウスタイル試験場において、2014年10月6日から7日にかけての24時間、陸上実証運転を実施。その結果、1基の風力発電設備が1日に達成した発電量としては世界最高となる19万2,000kWhを達成した。この発電量は、同試験場近郊の都市ティステッド(Thisted)の1日の電力需要を賄える。MHIヴェスタスでは今後も、型式認定取得に向けて、引き続き発電設備の性能データの収集を行っていくという。

情報源 三菱重工業(株) ニュースリリース
機関 三菱重工業(株)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 実証 | 三菱重工業 | デンマーク | 発電量 | 洋上 | ヴェスタス社
関連ニュース

関連する環境技術