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 三菱日立パワーシステムズ、メキシコ向け地熱発電設備を受注

発表日:2014.10.29


  三菱日立パワーシステムズ(株)は、メキシコの発電会社であるGrupo Dragon社傘下のGEODESA社から地熱発電設備を受注したと発表した。地熱発電は、地中深くに存在するマグマ溜まりに熱せられた熱水のエネルギーを利用して、タービンを回して発電するもの。太陽光発電や風力発電などのように天候に影響されることがなく、24時間フル稼働できるので、設備利用率は約70%と、風力や太陽光と比べ格段に高いのが特徴。また、CO2排出量が極めて少ないクリーン発電である。今回の地熱発電設備は、世界第5位の地熱資源を保有するメキシコで初めてとなる民間企業による地熱発電所で、メキシコ中西部のナヤリット州ドモデサンペドロに建設される。出力は2万5,000kWで、運転開始は2016年の予定。同社では今後も、地球温暖化防止に貢献する地熱発電設備の受注活動を積極的に展開していくという。

情報源 三菱日立パワーシステムズ(株) ニュースリリース
機関 三菱日立パワーシステムズ(株)
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | CO2排出量 | 地熱発電 | タービン | メキシコ | 地熱資源 | 三菱日立パワーシステムズ
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