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 外務省、パキスタンに対する無償資金協力に関する書簡を交換

発表日:2014.11.13


  外務省は、平成26年10月13日、パキスタン・イスラム共和国の首都イスラマバードにおいて、同国に対する2件の無償資金協力に関する書簡の交換が行われたと発表した。今回の案件は、1)環境・気候変動対策無償資金協力「グジュランワラ下水・排水能力改善計画」、2)防災・災害復興支援無償資金協力「中期気象予報センター設立及び気象予報システム強化計画」。1)は、グジュランワラ市において、下水道の清掃・運搬機材と下水ポンプ場機材を整備するとともに清掃管理体制の向上支援を行うことにより、同市の下水・排水能力を強化するもの。これにより、同市における慢性的な冠水被害等が軽減され、住民の衛生環境と社会経済活動が改善されることが期待される。2)は、中期気象観測に必要な気象レーダー建設、気象観測・解析機材及び通信システムの整備並びにこれらの円滑な運営・維持管理に関する技術指導への協力を行うもの。これにより、正確な気象情報の提供が可能となり、洪水・サイクロン等の自然災害に対する災害軽減策の実施が促進されるという。

情報源 外務省 プレスリリース
機関 外務省
分野 地球環境
水・土壌環境
キーワード 下水処理 | 気候変動 | 下水道 | 外務省 | 災害 | 無償資金協力 | 気象観測 | パキスタン
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