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 NEDO、スロベニアで統合配電管理システムの導入を目指した事前調査を開始

発表日:2014.12.03


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、スロベニア共和国政府と協力し、統合配電管理システム(統合DMS)の導入を目指した事前調査を開始すると発表した。スロベニアでは、現在、EU指令のもと、スマートメーター等のスマートグリッド技術の導入を目指している。今回実施する調査は、配電系統の監視や電圧調整など信頼性の確保と、再生可能エネルギー大量導入時代の効率的系統運用の実現に向けた、配電系統向けの共通利用可能な統合DMSの導入を目指すもの。このシステムを導入することにより、配電系統の信頼性の確保等を目的とした配電線管理だけでなく、送電系統側の需給制御・市場メカニズムと協調し、デマンドレスポンス(DR)などを用いた系統全体の需給運用の実現が可能になる。この実証事業を通じ、日本の配電管理技術とICT関連技術を用いて、発電・送配電・需要を一貫としたスマートなエネルギーマネジメントシステムを構築し、再生可能エネルギーの大量導入への対応や省エネルギーの推進を目指すという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | スマートグリッド | 配電 | エネルギーマネジメントシステム | 電力需給 | スロベニア
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