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 経産省、「再生可能エネルギースキル標準(GPSS)」を策定

発表日:2014.12.05


  経済産業省は、「再生可能エネルギースキル標準(GPSS)」を策したと発表した。2012年7月に開始された固定価格買取制度を契機として、再生可能エネルギー発電事業には、新たに参入する事業者が相次いでいるが、事業を適切かつ効率的に進める上で必要な人材や、その人材が保有すべきスキル・知識の全体像が把握しづらい状況にある。また、対応する研修プログラムなどの学習体系は十分に整備されていないため、体系的かつ網羅的な教育の機会は限られている。今回策定されたGPSSは、再生可能エネルギー分野において、事業を適切かつ効率的に進めることができる人材育成を支援する一環として、再生可能エネルギー発電事業に関わる人材の職種を定義し、ビジネスに必要とされるスキルや知識を体系化したもの。産業界の再エネ発電事業者と、高等教育機関等の再エネ講座を実施する教員等における共通言語(キャリア・スキルと知識体系)として使用されることが期待される。また、現在は一部に限定されている再エネの研修事業者への拡大も期待されるという。

情報源 経済産業省 再生可能エネルギースキル標準(GPSS)
機関 経済産業省
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 経済産業省 | 事業者 | 研修 | 固定価格買取制度 | 人材育成
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