(株)日立製作所と新神戸電機(株)は、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにおいて、高入出力・長寿命鉛蓄電池とリチウムイオンキャパシタを組み合わせた1.5MWハイブリッド大規模蓄電システムを開発し、2015年度から実証試験を開始すると発表した。蓄電システムは、気象に左右されやすい風力・太陽光発電などの再生可能エネルギーの大量導入時において、余剰電力の再利用や電圧および周波数の変動を抑制し、電力の安定供給を実現する有望な手段のひとつとして注目されており、実用化に向けたさまざまな取り組みが行われている。今回実施する実証試験は、東京電力(株)管内にある東京都伊豆大島の電力系統に、開発したハイブリッド大規模蓄電システムを接続。ピークシフトや短周期変動抑制などの機能およびその寿命など、ハイブリッド大規模蓄電システムの有効性について検証・評価を行う予定。実証試験を通じて、より実用に近い制御技術を確立し、幅広いニーズに柔軟に対応できる蓄電システムの実現を図るという。
情報源 |
(株)日立製作所 ニュースリリース
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース |
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機関 | (株)日立製作所 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 日立製作所 | 蓄電 | リチウムイオン | 実証試験 | 鉛蓄電池 | 新神戸電機 | 伊豆大島 |
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