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 JFEエンジニアリングなど、豊橋市から大規模複合バイオマスエネルギー化施設を受注

発表日:2014.12.25


  JFEエンジニアリング(株)は、同社が代表の特別目的会社「(株)豊橋バイオウィル」が、豊橋市より「バイオマス資源利活用施設整備・運営事業」を受注したと発表した。これは、大規模複合バイオマスエネルギー化施設を建設するもの。同施設では、これまで別々に処理されていた下水汚泥、し尿・浄化槽汚泥、生ごみを一箇所にまとめてメタン発酵処理し、生成するバイオガスを燃料として発電する。こうした複合処理は、別々の施設で処理する場合に比べ、建設、維持管理・運営にかかるコストを低減できるほか、これまで回収していなかった廃棄物エネルギーの有効活用も図る。これに加え、同プラントではメタン発酵に伴い発生する残渣も炭化して燃料化を行い、完全エネルギー化を図っている。バイオガス発電による発電量は24,000kWh/日、燃料化による炭化燃料は6.5t/日になる見込み。同社では、建設資金をプロジェクトファイナンスによって調達し、20年間にわたる施設の維持管理・運営を行うという。

情報源 JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
機関 JFEエンジニアリング(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード バイオマス | JFEエンジニアリング | 廃棄物 | メタン発酵 | バイオガス発電 | 炭化燃料 | 豊橋バイオウィル | 豊橋市
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