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 茨城県、鹿島港で日本初の大規模洋上力発電施設を建設へ

発表日:2015.02.27


  茨城県は、鹿島港洋上風力発電事業の建設に係る水域占用を許可したと発表した。同県では、再生可能エネルギーの社会的ニーズが高まっていることから、洋上風力発電の導入に向け、平成24年5月に鹿島港の港湾計画を変更し「再生可能エネルギー源を利活用する区域」(680ha)を位置付け、発電事業予定者を公募し、2者を選定した。今回、事業予定者の一つである(株)ウィンド・パワー・エナジーが策定した事業実施計画について、「鹿島港洋上風力発電推進協議会」において了承が得られたことなどを踏まえ、同社を事業者に決定するとともに事業に必要な鹿島港の港湾区域内の一部水域について港湾法第37条に基づき占用を許可した。これにより、日本初の大規模洋上風力発電施設の建設が進められることになった。同発電施設の規模は、発電出力10万kw(5MWの大型風力発電機×20基)で、年間発電量は2億4,500万kWhとなる。今後、平成27年度前半頃から変電所等の陸上工事に着手し、平成29年度後半頃に施設完成・発電事業を開始する予定という。

情報源 茨城県 プレスリリース
機関 茨城県
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 環境影響 | 茨城県 | 港湾計画 | 鹿島港 | 洋上 | ウィンド・パワー・エナジー
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