岡山大など、次世代材料で触媒の長寿命化に成功

発表日:2015.02.27

岡山大学は、日本原子力研究開発機構と北海道大学触媒化学研究センターとの共同研究グループが、従来よりも優れた触媒活性と耐久性を持つ触媒を作り出すことに成功したと発表した。従来の白金-酸化グラフェン複合体は、金属の固定化に強力な還元剤を用いていたため、酸化グラフェンの凝縮が併発し、触媒活性が非常に低くなっていた。今回の研究では、酸化グラフェンの凝集を抑制するため、非常に温和な還元剤であるヒドロシランを混合した溶媒の中で白金微粒子を形成し、酸化グラフェン上に固定化。同時に、還元剤として用いたヒドロシランによって、高温条件で耐久性を高める役割を持つシリカコーティングを形成することが分かった。作成した白金-酸化グラフェンの複合体は、市販の白金-炭素複合体に比べて、数倍の耐久性があることから、これを用いることで、高価な白金の使用量を劇的に低減できる可能性がある。今後、この研究成果を用いて貴金属の使用量を低減することで、レアメタル問題の解決に貢献できると期待されるという。

情報源 岡山大学 プレスリリース
岡山大学 プレスリリース(PDF)
機関 岡山大学 (独)日本原子力研究開発機構 北海道大学
分野 地球環境
キーワード 白金/触媒/レアメタル/貴金属/北海道大学/長寿命化/日本原子力研究開発機構/岡山大学/酸化グラフェン
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