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 (株)ブリヂストンとセントラル硝子(株)、リチウムイオン電池用難燃性電解液実用化に向け共同開発

発表日:2008.10.27


  (株)ブリヂストンとセントラル硝子(株)は、リチウムイオン電池用難燃性電解液の実用化に向け、共同開発を実施することで合意した。リチウムイオン電池は、小型・軽量で電気容量も大きいことから、ハイブリッド自動車や電気自動車に代表される自動車電源などへの普及が期待されている。しかし、リチウムイオン電池の電解液には可燃性の溶媒が用いられており、過充電や短絡(ショート)などの異常状態下で使用されると破裂や発火の恐れがあることから、その制御が問題になっていた。今回の共同開発は、ブリヂストンが開発し、日本化学工業(株)が製造・販売を行っているリチウムイオン電池用電解液不燃剤と、セントラル硝子が開発した電池性能を大幅に高める電解液を組み合わせることで、優れた電池性能と安全性を両立できるとの判断によるもの。今後、両社は共同で電解液の最適化対策を行い、早期実用化を目指すという。

情報源 (株)ブリヂストン ニュースリリース
セントラル硝子(株) ニュースリリース(PDF)
機関 (株)ブリヂストン セントラル硝子(株)
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | セントラル硝子 | ブリヂストン | 難燃性 | 安全性 | 電解液
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