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 ビール4社、コスト削減及び環境負荷低減に向けた共同取り組みを開始

発表日:2008.11.26


  国内ビールメーカー4社(アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー)とビール酒造組合は、コスト削減及び環境負荷軽減に向けた新たな取り組みとして、2008年12月より、ビール工場などからの商品出荷時に使用する「パレット」の流出防止と回収促進に共同で取り組むと発表した。ビールの流通過程では、パレットの滞留・紛失や、流通外への流出などが発生しており、商品出荷に必要な分の追加投入によるコスト増やパレット製造時のCO2排出等の観点から対策が検討されていた。今回4社では、日本パレットレンタル(株)のグループ会社であるRTIマネジメント(株)に回収促進業務を委託。パレットの適正使用を推進することで、4社合計で年間約5万枚の未回収パレットの回収促進を図る。これは4社が毎年新たに投入するパレット枚数の13%にあたり、年間約3億円のコスト削減とともに、約1,600tのCO2削減が見込まれるという。

情報源 キリンビール(株) ニュースリリース
機関 ビール酒造組合 キリンビール(株) サッポロビール(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード サッポロビール | キリンビール | アサヒビール
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