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 NEDO、風力発電の遠隔出力制御システムの開発に着手

発表日:2015.06.26


  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「電力系統出力変動対応技術研究開発事業」の新たな研究開発テーマとして、風力発電の遠隔出力制御システムの開発に着手すると発表した。これは、2015年1月の再生可能エネルギー固定価格買取制度の省令改正により、今後新たに系統連系する風力発電と太陽光発電の事業者に遠隔出力制御システムの導入が義務付けられたことを受けたもの。今回の研究開発では、再生可能エネルギーの出力予測高度化に向けたモニタリングシステム構築、遠隔出力制御システム全体最適化に関する研究、系統運用機関の遠隔出力制御システムの開発等により、出力制御量が最適となるようなきめ細やかな出力制御手法を開発する。これにより実際の電力系統において開発した成果の検証を行うことで、再生可能エネルギーの連系拡大を目指すという。なお、同研究開発の委託予定先として、伊藤忠テクノソリューションズ(株)、東北電力(株)、通研電気工業(株)、東北大学の4者が決定している。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 伊藤忠テクノソリューションズ(株) 東北電力(株) 通研電気工業(株) 東北大学
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 電力系統 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 出力変動 | 固定価格買取制度 | 遠隔制御
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