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 新日鉄住金エンジ、インド向けコークス炉用コークス乾式消火設備を受注

発表日:2015.07.09


  新日鉄住金エンジニアリング(株)は、インドの子会社であるNippon Steel & Sumikin Engineering India Pvt. Ltd.、および丸紅(株)と共同で、インドにあるJindal Steel & Power Ltd.向けに、コークス炉用コークス乾式消火設備(CDQ)を2基受注したと発表した。インドでは、経済成長および都市化の進展を背景とした中長期的な鋼材需要の増加が見込まれており、製鉄関連設備の投資が多数計画されている。これに伴う環境規制への対応、電力自給ニーズを背景に、コークス炉へのCDQの設置標準化が近年急激に進んでいる。今回受注したCDQは、コークス炉で乾留された赤熱コークスを、冷却塔内で不活性ガスを用いて消火するとともに、従来は放散していた赤熱コークスの顕熱をボイラーで蒸気として回収する設備で、1基当たりの処理量は120t/hとなる。発生蒸気を発電や所内プロセス蒸気として利用することで環境、省エネ、CO2排出量削減等の効果が期待されるという。

情報源 新日鉄住金エンジニアリング(株) ニュースリリース
機関 新日鉄住金エンジニアリング(株)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | インド | 蒸気 | 熱回収 | コークス | 乾式消火設備 | CDQ | 新日鉄住金エンジニアリング
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