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 環境省、新仁賀保風力発電事業(仮称)に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2015.07.23


  環境省は、新仁賀保風力発電事業(仮称)に係る環境影響評価準備書について、平成27年7月23日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、電源開発(株)が秋田県にかほ市に、総出力66,700kW(2,300kW×29基)の風力発電設備を建て替え及び新設するもの。対象事業実施区域は、標高約500mのなだらかな高原で、牧草地や主にスギ植林で構成された森林が分布し、クマタカ等の希少猛禽類の生息が確認されている。今回の環境大臣意見では、1)重要な鳥類等に対する環境影響を回避・低減するため、供用後の環境監視を適切に実施すること、2)バードストライクに関する環境監視において、重大な影響が認められた場合は、稼働制限等追加的な環境保全措置を講ずること、3)観光牧場等の施設の利用に対する影響が懸念されることから、利用者が多く見込まれる日時における工事関係車両台数を低減させる等の環境保全措置を講ずること、等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
自然環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 環境省 | 電源開発 | 環境影響評価 | 秋田県 | バードストライク | 環境大臣意見 | 猛禽類 | クマタカ
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