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 東京都、VOC排出量の見える化に向けた塗装工事事例を募集

発表日:2015.07.27


  東京都は、VOC排出量の見える化に向けた塗装工事事例を募集すると発表した(公募期間:平成27年8月7日~9月18日17時必着)。VOC(揮発性有機化合物)は、光化学オキシダントやPM2.5の原因物質であることから、排出の削減が求められている。このため、都では、平成27年度、屋外での塗装工事に伴うVOC排出量の見える化に取り組む。見える化にあたっては、具体的な塗装工事事例を参考に、VOC排出量をはじめ、塗装部材にマッチした低VOC塗料の選定方法やその削減効果を検討し、分かりやすく提示することしている。そこで、今回、こうした検討において参考となる屋外塗装工事事例を募集する。主な応募要件は、1)建物等:屋外塗装工事を要する建築物等で、東京都内(島しょ地域を除く)に所在、2)屋外塗装工事:平成25年4月以降に実施済み、あるいは平成28年8月末までに着手予定、3)応募者:建物等、屋外塗装工事に関する情報を提供できる発注者・施工業者、等となっている。都では、10月上旬頃に選考結果を通知する予定という。

情報源 東京都 報道発表資料
東京都 低VOC塗装推進
機関 東京都
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 東京都 | 建築物 | VOC | 揮発性有機化合物 | 塗装 | 見える化 | 光化学オキシダント | PM2.5
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