三菱地所(株)と日本電気(株)(NEC)は、EV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド車)用普通充電器を設置し、風力発電による自然エネルギーを活用したカーボンフリーの有料充電サービスの提供を開始すると発表した。近年増加しつつあるEV・PHVは、2020年までに新車販売に占める割合を15~20%にすることが目標とされており、今後より一層のEV・PHVの増加が予想される。今回、三菱地所グループのオフィスビル、商業施設、ホテルの計10施設において、437台の充電設器を設置する。三菱地所では、毎年100万kWhの風力発電を日本自然エネルギー(株)に委託しており、そこで発電される自然エネルギーによって、今回のサービスにおけるEV・PHV充電用電力を賄う。これにより、同サービスを利用するEV・PHVは、走行時だけでなく充電時においてもカーボンフリー(CO2排出ゼロ)を実現できるという。なお、民間企業がグリーン電力証書を活用し複数施設において実用EV・PHV充電設備を導入するのは日本初の試みである。
情報源 |
三菱地所(株) ニュースリリース(PDF)
日本電気(株) プレスリリース |
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機関 | 三菱地所(株) 日本電気(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 日本電気 | 自然エネルギー | EV | CO2排出量 | 充電器 | PHEV | 三菱地所 | カーボンフリー |
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