国内ニュース

 佐賀県、平成26年度公共用水域及び地下水の水質調査結果を公表

  佐賀県は、平成26年度の公共用水域及び地下水の水質調査結果を公表した。同県では、水質汚濁防止法の規定に基づき、国及び市町と連携して、河川や海域等の公共用水域及び地下水の水質調査を実施し、1年分をとりまとめて公表している。平成26年度の調査結果は以下のとおり。1）公共用水域では、健康項目は、全地点で環境基準を達成した。生活環境項目のBOD・CODの環境基準達成率は、河川（BOD）100%、湖沼（COD）0%、海域（COD）66.7%であった。また、富栄養化の度合いを示す全窒素・全燐の環境基準達成率は、湖沼0%、海域71.4%であった。2）地下水の概況調査では、24地区44本の井戸を調査した結果、1地区1本の井戸で硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が環境基準値を超過した。また、汚染井戸周辺地区調査では77本中2本でふっ素が、継続監視調査では41本中14本でトリクロロエチレン等6項目が、環境基準を超過した。

関連する環境技術

水域浄化

水処理膜

水質監視（管理）

小規模排水処理技術

下水道